ジムに通われている方にとって毎月の会費はとても痛いものですよね。
またこれから通うかと考えて、近くのジムの会費を調べたら「こんなに高いの!?」と驚かれている方もいるかもしれません。
そんなジムの価格に悩まされている方に強く言いたいことは、必ずしも高ければ良いジムというわけではないという事です。
これからその理由と、すでに数年続けている上級者の場合、これから通うつもりの初心者の場合にわけて最適なジムの選び方考え方を書いていきますので、ぜひ最後まで読んでみて下さい。
ジムにかかる諸費用の内訳
本題に入る前にまずはジムを運営するにあたりどのような事に費用が使われているのでしょうか。
様々なジムがあり価格帯もピンキリですが、どれも共通するものですのでその内訳を見てみましょう。
設備費
ジムには当然マシンやフリーウエイト器具などがあります。
個人では到底買えないような値段のする設備がゴロゴロと設置しているわけで、膨大な資金を投資してやっとジムが建てられているのです。
設置された後にもメンテナンスや故障したときの修理、また利用者の要望に応えてマシンが増設されることもあるでしょう。
その設備費を回収するためにも毎月会費として回収していきます。
水道光熱費
ジムでは水道光熱費も相当かかります。
ランニングマシン等にかかる電気代はもちろん、常に明るい照明や快適な温度設定されている空調、シャワーが設置しているのなら水道代もかさむでしょう。
これが24時間制のジムであるなら更にかかるのが想像つくかと思います。
人件費
ジムには運営するためのスタッフがいます。
受け付けや器具のメンテナンスなどの、私たち利用者が快適に筋トレができるよう、日々サポートしてくれます。
更にパーソナルジムとなると、トレーナーの経験や知識も含めた指導料。またマンツーマンで教わるわけですので、そのトレーナーの時間も買っているわけです。
よって、自らトレーニングする一般のスポーツジムよりかなり高くなります。
筋トレする目的からジムを選んでいく
突然ですが、皆さんの筋トレする目的は何ですか?
・コンテストに出場して優勝したい!
・夏に水着を着るために痩せたい!
・他にやっているスポーツのために当たり負けしない体づくり
このような目的達成のために、日々ジムに通われていると思います。
この目的を達成するための手段としてジムに行っているわけで、叶えられるのであれば高いジムだろうが安いジムだろうが関係ないことが分かります。
その目的に合ったジム=達成のための近道ですので、多少会費が高くても必要ならば選ぶべきですし、自分1人でも達成できるなら最低限の設備があるジムで良いでしょう。
つまり身体を鍛えるという目的とは離れた過剰なサービス等は必要ないので省いていきましょう。
初心者は自分が続けられるジムを最優先にする
ジムに通いたてや、これから通うかと考えている方は個人の性格によって最適なジムが変わります。
筋トレを始めた方で1年間続けた割合は4%ほどと言われています。
習慣化する前にマイナスな理由を考えてモチベーションが下がっていくからと思います。
・行っても何からすればいいか分からず筋肉が中々つかない。
・お金が意外にかかって続けるの厳しいしな…
・仕事で疲れたから今日はいいや。
人は「現状維持バイアス」という、変化を恐れてリスクを避ける心理が働きます。
このような心理を打ち破り継続させる可能性をグッとあげるには、このようなマイナスな理由を限りなく減らせる環境をつくる=自分にあったジムにすることです。
・強い意志があり、自分で筋トレに対して知識を吸収しようとする
・すでに鍛えている友人に教えてもらえる環境である。
・ある程度孤独でも平気、黙々と一人でこなすのが好き
→コスパの良いジムが◎
できるだけ生活圏の近くにあるコスパの良いジムを選んでみましょう!
どちらも自分が通ったことのあるジムですので、特徴を書いていきますね。
・忙しいし、効率よくボディメイクしたい!
・誰かと一緒に取り組むのが好きで、自分一人だと挫折してしまいそう…
→パーソナルジムが◎
上記のような方は一般のスポーツジムだと挫折してしまう恐れが高くなります。
最初はスタッフがマシンの使い方を丁寧に教えてくれますが、それは1,2回がほとんど。
それ以降もつきっきりで教えてもらうのは難しいので、あとは自分で学んで経験してコツコツと取り組むしかありません。
もし、過去にスポーツジムに入会して通わなくなった経験があるが、それでもボディメイクしたい!のであれば、パーソナルジムという選択肢もあります。
上級者の場合
・もう数年も筋トレを続けている人
・コンテスト出場のためにボディメイクに磨きをかけている人
・スポーツや筋トレ関係を生業としている人
このような上級者の場合、すでに熱中しているので、ジムの会費ふくめ筋トレにかかる費用がすこし高くなっても躊躇うことはあまりないでしょう。
ただ、最近はフィットネス業界が盛り上がっており、ジムの種類も増えています。
その中には3000円台でも高いジムに負けないほどの最新のマシンと豊富なフリーウエイトが揃っているジムもあります。
先ほど紹介に挙げたエニタイムフィットネスに3年ほど通っていましたが、近くに新しくできたFIT365を体験してみましたが、エニタイムよりも豊富な器具と広々としたフロアで快適に筋トレできたことに感動しました。
「最新の設備がしっかりあり、周りもすごい人たちでモチベが上がるからいい!」
というメリットとして挙げられますね。
しかしコスパの良いジムもメリットはあり
「始めたての人から羨ましそうな眼差しで見られるのもモチベ上がる」
「毎月浮いた費用で新しいサプリを試してみよう」
このように考えるのも賢い選択かもしれません。
高ければ高いほど設備がしっかりしていると、固定観念に縛られがちになりますが、いざ他のジムを見渡してみるとそうとは限りません。
もう何年も同じジムに通っている方は他のジム一日体験だけでも試してみるのも悪くないかと思います。
まとめ
上級者の場合と始めたての人の場合に分けて書いていきました。
結局は筋トレメニュー含む栄養・休養の知識と、自分が鍛える目的をしっかり持った強い意志が備わっている人であれば、どのジムでも成果は挙げられると考えています。
では、ある程度の正しい知識と、どの環境でも続けられるための筋トレ歴の目安をざっくり言うと、1年~1年半です。
このような方はどこのジムでも成果は得られますので、コスパの良いジムを選んでも大丈夫でしょう!
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