日々の生活を過ごしていると、体が疲れで眠気がきたり、ストレスが溜まりますよね?
なんだか休んでるのに疲れがとれない、だるいといったことがあるかと思います。
それが一時的なものだったらいいのですが、ずっと続き仕事や日常生活にまで影響したらいやですよね。
そこで、疲れを癒すために休養をとるかと思いますが、2つの種類があることをご存知でしょうか?
それは、消極的休養と積極的休養といいます!
いったい何が違うの?と思われますが、実はそれぞれ疲れをとるのに適した休養があるんです。
この記事を読むことで、
・休んでも疲れやだるさが取れない。
・早く疲れをとって明日への活力を取り戻したい!
そんな悩みを改善できるかとおもいます!
そもそも休養とは?
そもそも休養とはなにか?
なぜ休養する必要があるのか考えてみましょう!
厚生労働省のホームページには「休養」を以下のように説明しています。
「休養」は疲労やストレスと関連があり、2つの側面がある。1つは「休む」こと、つまり仕事や活動によって生じた心身の疲労を回復し、元の活力ある状態にもどすという側面であり、2つ目は「養う」こと、つまり明日に向かっての鋭気を養い、身体的、精神的、社会的な健康能力を高めるという側面である。
引用元:休養・こころの健康|厚生労働省
つまり、ただ疲れを休むためだけでなく、「明日も頑張ろう!」と思えるような気力や活力も取り戻すことを休養と言います!
休憩、休暇の違い
休養の他に、休息や休暇などの言葉があります。
この違いは一体なんでしょう?
それは時間の長さにあります!
よく日常で使われるのは休憩(休息)ですね。
これは秒・分単位の休みのことで、ちょっとした疲れや、クールダウンに最適です。
しかし、心身の大きな病気などでは週・月単位という長い時間の休養が必要になるので、休暇というものが存在します。
このように時間の長さによって養う内容も変わるので、自身の疲れによっては使い分ける必要がありますね。
休養が足りないとどうなる?
休養がずっと取らない、または足りてないと体にどんな影響が起きるかというと、
・仕事の能率低下
・生活の質低下
・外傷、疾病の発生、また治癒力の低下
・免疫、自律神経系機能の低下
となります。
このように、生活するために必要な機能が大きく低下してしまい、私たちの健康状態に影響を及ぼします!
休養不足のサイン
具体的に、心身にはどんな症状があらわれるかというと、
- 朝起きた時に疲れがとれていない日が多い
- いくら寝ても寝足りない気がする
- 朝早く目が覚めて、その後よく眠れない
- 肩こり、頭痛が続いている
- 食欲がない、または便通がよくない
- 以前楽しめていたことが楽しめない
- 理由もないのにイライラする
- 仕事(家事)に集中できない
- 仕事に行くのが(家事をするのが)おっくうだ
- 気分が落ち込んでいる
このような項目があります。
特に半分以上当てはまる場合はかなりの休養不足ですので、すぐに休養を取る必要があります!
消極的休養とは?
ではここから消極的休養と積極的休養の違いを見ていきましょう。
消極的休養とは簡単にいえば「体の回復を専念するために何もしない」という意味です。
例えば、大きなケガやインフルエンザにかかった場合は、体を動かすとよけい治りに時間がかかります。
また、激しいスポーツや、重いものを運搬する肉体労働などのハードワークもこの消極的休養を行うことで効果的に回復することができます。
・お風呂に入る
・睡眠する
・短時間のごろ寝
・読書をする
以上が消極的休養にあたります。
入浴や睡眠は疲れをとる代表的な例ですね。
この消極的休養だけとったり、とる時間が長いと、元の生活に戻るのが億劫になり、逆に活力が失われていきます。
寝だめのために10時間以上睡眠をとってその後も部屋でゴロゴロすると余計に疲れやだるさに襲われますよね。
なので、適度な休養時間をとることを意識しましょう!
積極的休養とは?
消極的休養とは反対の言葉ですが、負荷の少ない運動などをしてリフレッシュを得られ、結果的に疲労回復や活力をとりもどす休養のことです!
・軽いウォーキングやジョギング
・ストレッチやヨガなどの体操
・レクレーションや軽い負荷のスポーツ
このように身体を積極的に動かすことで、心身のリフレッシュに繋がります。
おもに、デスクワークの仕事や、ストレスなどの精神的疲労に大きな効果が得られます。
まとめ
休養の意味や、消極的休養と積極的休養の違いを説明しました。
今までの話をまとめますと、
・休養とは、疲労回復と活力の2つを取り戻す意味がある。
・時間の長さによって、養う内容が変わる。
・消極的休養は肉体的疲労に◎
・消極的休養を取りすぎると逆に疲労感を感じるため注意。
・積極的休養は精神的疲労に◎
となります。
自身の疲れは精神的疲労か、肉体的疲労か、それを見極めて上手に休養をとって、回復と活力を取り戻しましょう!
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