【Vol.3】クレアチニンが基準値以上に!ネットにはない貴重な知識・意見をいただいた話

タイトルの背景にトレーニーの姿 筋トレ

こんにちは、ざっきーです!
健康診断の一つである、腎機能のクレアチニンと尿素窒素が基準値を超えてしまい、現在も診察中であります。

トレーニーでこのクレアチニンと尿素窒素に引っかかったという方は少なくないと思います。その方に私の体験談を参考にしていただければ幸いです!

クレアチニンと尿素窒素とは何なのか簡単にまとめると、

・クレアチニンと尿素窒素は腎機能が低下しているかの指標となる。

・クレアチニンは筋肉の活動時に代謝物質として出る老廃物。

・尿素窒素は有害なアンモニアを無毒化した結果できた老廃物。

・トレーニーは一般の人よりも多く代謝量が多いため、自然と値も高くなる傾向にある。

・腎臓が低下してるのか、筋トレによるものかを見分ける為に、早めに詳しく検査してもらう。

と、筋トレしている人にとって大事な項目であることが分かります。

コチラの記事では、クレアチニンと尿素窒素とは何か?トレーニーとの関係などを詳しく説明しているので、まだ読んでいない方は読まれると、今回の記事をより理解できるかと思います!

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また【Vol.1】は総合病院で精密検査をした内容を、【Vol.2】では検査項目の一つである、蓄尿検査の様子を詳しく記事にまとめています。

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【Vol.2】クレアチニンが基準値以上に!初めての蓄尿検査に挑む
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そして今回の【Vol.3】は、1と2で検査してきた結果の報告と、先生に言われた内容をまとめていきます。

健康診断で引っかかったあと、腎臓のはたらきやクレアチニンや尿素窒素のことを自分なりに調べてきましたが、やはり先生の話がすごいためになりましたので、シェアしていきます!

精密検査で受けた項目一覧

まずは健康診断で引っかかった日からの流れと精密検査でなにを受けてきたのか、整理していきます。

7/21(水) 会社の健康診断を受ける

7/31(水) 診断結果をきき、クレアチニンや尿素窒素が高いことを知る

8/3  (土) 総合病院で精密検査を受ける
問診
・蓄尿検査の説明
・採血
・超音波検査
・採尿

8/15(木) 蓄尿検査を実施

8/16(金) サンプルを総合病院に提出

8/27(火) 精密検査結果をきく

以上が現在までの流れとなっています。

検査結果と先生の見解

こちらが精密検査の結果になります。

【基準値】
尿素窒素  :8.0~22.0
クレアチニン:1.10以下(男性)、0.70以下(女性)

に対し、
尿素窒素  :27.1
クレアチニン:1.03

尿素窒素が基準値を超えていますが、クレアチニンが正常になっていること、他の項目でも正常な基準値を示していることから異常なしと判断されました。

なぜクレアチニン値が正常に戻ったのか

会社の健康診断では異常値(1.40)だったのが、今回では正常に戻りました。
また2月ごろ別の検査で採血したデータもありそれも調べてもらったところ、問題ありませんでした!

つまり、正常→異常→正常となったことになります。
なぜこのようになったのか、先生の見解はこうでした。

「筋トレをしているざっきーさんは一般人よりもたんぱく質を多くとっています。

たんぱく質を摂った分だけ腎臓は働こうとするため、つねに休みがなくプレッシャーを与えている状態にあります。

その状態ですので、ふだんは腎臓がきちんと処理できていても、ストレスが溜まっていたり、睡眠不足や筋トレで体が疲れているなど、さらに負担がかかってしまうと一時的に腎臓のはたらきが低下する場合があるのです。

それが健康診断のときにあらわれたのでしょう。」

とおっしゃいました。
そのさい私が調べたことと異なった知識があったので、質問しました。

ざっきー
ざっきー
腎機能は異常がでると回復することはないと聞いたのですが…

間違いではありませんが、こちらを見てください。

と言われ、説明するために下記のようなグラフを書いてくれました。

 

年をとると腎機能は自然と低下していきます。

そのとき直線的に下がるように思えますが、さきほども言ったように様々な要因が絡んでいるので、少し下がったかと思えばまた回復してと波のようになっているのです!

しかし、完全に回復するわけではないので、一生を終えるまでに腎臓が働いてくれれば問題ないのですが、無理を続けているとギャップが積み重なり、自分の力では処理できず透析腎移植をするという選択を迫られることになります。

先生の話だと私の場合はこんなイメージですかね?

そしてこの波は負担をかければかけるほど急になるので、注意が必要とのこと。

これから気をつけるべきこと

今回の検査で「異常なし」と判断されましたが、やはりこれからどうすれば分からないので、先生に聞きました。

ざっきー
ざっきー
筋トレや運動に制限はないですか?

やはりここが一番気になりました。

しかし筋トレ自体は悪いどころか健康にとって良いものなので、いつも通り行ってくださいとのことでした。

ただ、これだけは気をつけてください。

と言われたのが、食事に関することでした。

Vol.2の記事にもまとめた蓄尿検査ですが、こちらの結果を見せてくださいました。
蓄尿検査をすると、クレアチニンや尿素窒素が正常値かどうかだけでなく、1日にとった塩分やたんぱく質などが分かります。

塩分   :11.6g
たんぱく質:165.1g

塩分は少し多いかな?くらいで、そんなに問題ないです。

しかしたんぱく質はというと、一般の摂取目標が体重×1~1.5gですので、私の体重65㎏だと、65g、多くても100gほどで良いのですが、その倍以上とっています!

トレーニーなら分かると思いますが、たんぱく質を体重×2~3gはとるというのは常識ですよね?
しかしこれを毎日続けていたら、クレアチニンや尿素窒素を基準値を超えることになってしまいました。

筋トレには精通していないので強くは言えないですが、腎臓内科の意見としてはたんぱく質のとりすぎですので、注意してください。

また回復をしたといっても、異常値になった身ですので、またいつ腎機能が低下してもおかしくないので、まずは健康第一を考えてくださいとも言われました。

筋肥大するために不可欠なたんぱく質を減らすのはとても残念ですが、100~120gに抑えて様子をみたいと思います。

まとめ

4回に分けてクレアチニンのことや体験談を書いていきました!

トレーニーでこの項目に引っかかった、また同じようにたんぱく質を人よりとっているので、予備軍は多いかもしれません。

自分が体験したことで言えるのは、健康のためにやっているつもりの筋トレでも、正しい知識がなければ体に負担をかけてしまう恐れがあるんだと感じました。

健康な体あってこその筋トレだとおもいますので、もし健康診断であまり気にしていない方はこれから意識してみて下さいね。

私も食事管理を今以上に気をつけて頑張っていきます!

では、皆さんも素敵な筋トレライフを。

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