こんにちは、ざっきーです!
健康診断の一つである、腎機能のクレアチニンと尿素窒素が基準値を超えてしまい、現在も診察中であります。
トレーニーでこのクレアチニンと尿素窒素に引っかかったという方は少なくないと思います。その方に私の体験談を参考にしていただければ幸いです!
クレアチニンと尿素窒素とは何なのか簡単にまとめると、
・クレアチニンと尿素窒素は腎機能が低下しているかの指標となる。
・クレアチニンは筋肉の活動時に代謝物質として出る老廃物。
・尿素窒素は有害なアンモニアを無毒化した結果できた老廃物。
・トレーニーは一般の人よりも多く代謝量が多いため、自然と値も高くなる傾向にある。
・腎臓が低下してるのか、筋トレによるものかを見分ける為に、早めに詳しく検査してもらう。
と、筋トレしている人にとって大事な項目であることが分かります。
コチラの記事では、クレアチニンと尿素窒素とは何か?トレーニーとの関係などを詳しく説明しているので、まだ読んでいない方は読まれると、今回の記事をより理解できるかと思います!
また前回は、総合病院で精密検査をした内容をかいています。
受けた検査項目としては、
①問診
②蓄尿検査の説明
③採血
④超音波検査
⑤採尿
となります。
先にコチラを読まれた方が今回の記事も理解しやすいかと思います!
そして今回は、検査項目の一つである蓄尿検査を詳しく書いていきます!
初めに言っておきますが、私の尿をとっては貯めてまたとってと、24時間密着したドキュメンタリー記事となります。
よって記事の8割は汚い話です。(笑)
クレアチニンや尿素窒素に引っかかって蓄尿検査するという方や、ただの物好き以外は不快になるだけですので、引き返した方がいいかと思います。
では、さっそく書いていきます!
目次
おさらい!蓄尿検査とは
聞きなれない言葉ですが、1日中の尿を全て採取する、いわゆる検尿の24時間バージョンが蓄尿検査です。
一般的な検尿では、正しく判定できないことがあります。
それは激しい運動の前後や疲れがたまっているなど、心身に影響するからです。
よって一定時間にでる尿を正確に測るために24時間分貯める必要があります!
蓄尿検査で分かること
蓄尿検査では、クレアチニンや尿素窒素の量を測定することができるだけではありません!
尿の成分を調べることで、1日に食べたたんぱく質や、塩分、カリウム、リンの量も知ることができます。
人の体を水槽にたとえると、”口”という入り口から入った食べ物は、固形物は便として、水に溶ける物の大部分は尿に混じって水槽から排泄され、水槽の中は常に一定に保たれています。
とあるように、日々食事でとっている栄養は吸収され、便と尿に分けられます。
その際水に溶ける塩分、カリウム、リンはそのまま尿に含まれ、たんぱく質も体の中で代謝された後、尿素となるのでここから逆算することで摂取したたんぱく質量も出せるわけです!
このように蓄尿検査は、腎機能が上手く機能しているかだけでなく、日々の食事が適正であるかもわかる検査ですので、腎臓内科では非常に重要な検査の一つになります。
蓄尿検査の方法
24時間分の尿をとることになりますが、少し細かいルールがあります。
ルール通りに採尿できなかったり、1回でも貯め忘れたりしたら正確な値が測れずやり直しになりますので、気をつけましょう!
採尿当日、たいていは朝起きてすぐにトイレに行くと思います。
しかし、朝一番の尿は貯めずに必ず捨てましょう!
前日の夜に貯まった尿だからカウントしないということですね。
それ以降は忘れないよう、毎回採尿していきます。
そして翌日の朝一番の尿まで貯めたら終了というながれです!
あとは容器に尿を貯めるたびに全体的に混ざるよう、すこし容器をふる必要があるので、忘れずに行いましょう。
ごまかしはきかない!忘れずに全て貯めよう
「ヤバい、採尿するの忘れてしまった。まぁ一回くらいいっか!」
慣れない蓄尿検査ですので、うっかり忘れてしまいそうですが、絶対にいけません!
一回でもわすれるとクレアチニンや尿素窒素の量が変わってしまうので、それだと1日採尿の意味がなくなってしまいます。過去にやったことがある方は、前回と大きく値が異なるのですぐにばれてしまいます。
もし忘れてしまったら、素直に担当医に連絡してやりなおしをするか、その先生の指示にしたがいましょう。
実際に蓄尿検査をしていく
前回総合病院で審査を受けたときに、1日中の尿を貯める容器を貰いました。
容器は5.0Lくらい入るのかな?
尿がどれくらい貯まるのか分かりませんが、この容器に1日の尿を採取して提出します。
1日中採尿する必要があるので、休日のずっと家にいるときが良いですよ。
と言われたので、ちょうどお盆休みであった8月15日に実施し、病院の診療開始日である16日に提出することにしました。
平日でもできないことはないですが、わざわざ会社に容器を持ってきて尿をためるのは、周囲にも迷惑がかかりそうですしね。(笑)
もし蓄尿検査をする方は同じように、休日のずっと家に滞在できる日を選んだ方がいいでしょう!
8:20 朝一番の尿を捨てる
蓄尿検査の絶対的ルールである、朝一番(前日に貯まった)の尿は捨てることにしました。
すこし意識しているのか、前日の尿が混ざらないよう、最後の一滴をしっかりと絞り切るようにしました(笑)
14:30 1回目を採尿
ここで朝一番からすごい時間が空いていることが分かりますが、すこし我慢してました。
あまり自分の尿を貯めた容器をずっと置きたくなかった心情があったのですが、さすがに限界だったので、1回目を貯めることに。
その結果、最大200ml貯めれる採尿用のコップ3杯分出ましたので、約400~500mlくらいはたまってたのでしょうか?
そんなに膀胱に尿を貯めることができるんだと、少し人間の神秘を感じた瞬間でした!
19:00 2回目!容器はトイレに置いていた方がいい
2回目の採尿です!
前回ほどは出ずに、コップ2杯分ほどでした。
もし家族がいる方は文句を言われるかもしれませんが、容器はトイレに置かせてもらいましょう!
慣れない蓄尿検査ですので、いつものようにトイレに向かったらうっかり忘れしまうからです。
その容器が目に入ったら忘れてても思い出すので、うっかりなんてことは無くなると思います。
23:30 就寝前の採尿
寝ている途中におきてトイレ行くと寝ぼけていて忘れてしまいそうと思ったので、就寝前はしっかりと出し切りました!
これで安心です。
ちなみに1日のトイレに行った回数は、朝一番を含めて4回でしたが、一般男性だと4~8回が平均ですので、頻度的にはまぁ正常なのかな?と感じました。
引用元:あなたは頻尿?成人男性の平均おしっこ回数 | 男女2000人にきい …
翌日7:00 朝一番の採尿をとり、蓄尿検査を終える
翌日になりまして、最初の尿を貯めて無事蓄尿検査を終えることができました!
総量は一般人平均1.5Lくらいに対し、私自身もそのくらいでしたので、頻度も量も問題なさそうです。
翌日、容器を病院へ提出
蓄尿検査を終え、貯めた容器は病院に持っていきましょう。
前回の検査時に採血した窓口に提出してください
と指示されていたので、指定された窓口に持っていき、その日はそれで終わりました。
あとはクレアチニンや尿素窒素の量がどうなのか、結果を待つだけですね。
まとめ
以上、蓄尿検査の概要と、私の体験談でした。
次回は、いよいよ精密検査の結果がわかりますので、ただの筋トレによる誤差だったのか、それとも本当に腎機能異常があるのか、報告する予定です!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
コメント